空き巣対策

中古住宅の正しい空き巣対策とは?

2017/07/21

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中古住宅と防犯ポイント

空き巣が狙いやすい住宅は新築物件ではなく、防犯性能の低い家。
中古住宅はどうしても防犯性能が落ちてしまっています。
とは言え、防犯カメラやホームセキュリティは導入に高額な費用が発生してしまいますよね。
しかもそれらが100パーセント安心なわけでもないところが問題です。
防犯グッズも数多く存在しますが、全てに於いて大事なのは適材適所を見極めるということ。
よく検討することで防犯性能を最大限に発揮しつつ、大幅なコストカットも見込めるのです。

注意すべきポイント

中古住宅購入に際して、まず確認しておきたいのは『周りの家』。
ホームセキュリティを導入している家が周りに多くあれば、狙われやすい地域なのかどうかがわかります。
ホームセキュリティシステムを導入している家が周りに多い場合は注意が必要です。
導入していない家は悪目立ちしてしまい、狙われやすくなってしまうからです。

ドアは丸ごと取り換える

玄関ドアが木製の場合、ドリルで音をたてずに穴を開けられてしまいます。
そのためサムターン回し対策は必須とのこと。
どんなドアもツーロックが基本ですが、玄関ドアも勝手口もドア自体が古いのであれば取り換えを検討しましょう。
またインターホンも最近のものは自動録画機能がついており防犯性能が高いため、導入をオススメします。

窓は基本中の基本

まず検討すべきは防犯フィルムと補助錠です。
どちらも完全にガラス破りを防げるわけではありませんが、侵入の際に時間を掛けさせることができます。
人目につきやすい場所であれば、時間稼ぎは非常に効果的であるといえます。

面格子の落とし穴

必要そうであれば面格子やシャッター、雨戸も検討しましょう。
面格子はドライバーで簡単に外せるようなものは恰好の餌食になるので選んではいけません。
たまに釘で固定された木製の面格子を見かけますが、この場合はそのまま使うべきです。
アルミの面格子よりも頑丈で取り外ししにくく、防犯性能に長けるそうですよ。

2階も油断しない

二階だからといって油断は禁物です。
施錠の状況が甘くなりがちなのを侵入者は知っています。
一階と同じく普段の施錠に加え、開閉センサーなど設置しておくと安心です。
またエアコンの室外機やタイヤ、納戸など、まず足場になるようなものは置かないようにします。
ベランダなど足場になる場所までよじ登れないよう対策をとるのが大きなポイントです。

高い塀は危険度高し!

ブロック塀だけでなく石垣や垣根など、外から見えないようになっている家は狙われます。
人目につかず目隠しになるため安心して作業ができてしまうため危険です。
見通しをよくするための、場合によっては撤去の検討も必要かもしれません。

電気メーターの設置場所

狙った家が留守であるか確認する方法の一つとして、『電気メーターの稼働状況の確認』というのがあります。
あまりにチェックしやすいような場所、確認しやすいような場所にある場合は注意が必要ですね。
あまりに奥まった場所にあっても検針が大変なんですが…

屋外照明にもこだわるべき

門灯も狙った家の、在宅を確認するための一つの判断材料と言えます。
夜に門灯が点いていなければ不在がバレてしまう可能性が高くなってしまいます。
夜間になると自動で点灯するタイプのものを導入しましょう。

センサーライトは?

センサーライトの設置は有効と言われています。
特に道路に面した場所であれば、人目に付きやすくなるため大きな効果が見込めるということです。
ただし逆に見通しの悪い場所は、安心して作業をするための手助けをすることになりかねません。
見通しが悪く人が通らない場所は光にこだわらず、センサータイプの警報機の設置をオススメします。

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