空き巣対策

安価でも効果的な空き巣対策とは??

2017/07/21

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防犯カメラが全てではない!!

防犯といえば防犯カメラ、そう思っていませんか?
カメラって高そうだし無理!
そうです、その通りです。
高額だから敷居が高いんですね。
カメラを購入するだけでなく、設置をするのに工事を業者に頼む必要もあるでしょう。
でもカメラがあれば絶対に大丈夫、というわけではありません。
大事なのは、まずは施錠することから。
そして、ポイント毎に合った対策をとることが最も重要です。
狙われにくいポイントにカメラを設置しても意味はありませんよね?
適材適所を見極めれば、安価でも効果的な防犯が可能です。

ドアの対策

主に玄関ドアと勝手口になると思います。
まずは絶対に施錠をしてください。
ゴミ出し、保育園へのお迎え、ちょっとそこまで。。
たった数分でも必ずカギをかけてください。
数分あれば空き巣に入られます。
キッチンの周りに財布を置いていませんか?
油断すると簡単に盗まれてしまいますよ。

サムターン回し防止

ピッキングによる被害は侵入盗全体のたった0.6パーセントしかありません。
もちろんカギを増やしたり交換することも大事なのですが、まずドアにサムターンがある場合はこれ。
安価で手軽、だけど効果的です。

ワンドアツーロック

玄関ドアも勝手口も、二つ以上のカギを取り付けるだけで非常に防犯性能が向上します。
なにより見た目で住民の防犯意識がわかるため、侵入者への威嚇にもなるのです。
ただし性能の低いものは、数を増やしたところで無意味です。
最低でも『ディンプルキー』と呼ばれる形状のカギは導入していきたいところ。
ピッキングに強く、合い鍵の作成も難しいため人気のタイプです。
中にはDIYで取り付けできるものもあるようですね。
しかし値段はピンキリで、ディンプルキーにも粗悪品が存在します。
カギに彫ってある番号だけで合鍵を作製できてしまう最低ランクのものも存在しますので、やはり業者に頼むのが間違いないかと思います。

窓の対策

侵入経路として一番狙われやすいのは窓です。
体が通るサイズの窓は全て対策が必要となります。

開閉センサーと振動センサー

安価で効果的な方法としては一番オススメです。
開閉と振動、両方の機能を合わせ持った製品も多く出回っています。
見た目のデザインも多様で、新築に合うタイプなんかもあったりします。
我が家も全ての窓に設置してあります。

2階のベランダに干した洗濯物が窓にコツンと当たるだけでアラームが鳴りますので、ガラスが割られるくらいの振動なら確実に作動します。
もちろんスイッチを入れて開閉してもアラーム起動。
大音量でびっくりします。
なんといっても両面テープで貼るだけの手軽さ。
外から見て設置されているのが分かるのもポイントが高いです。

防犯フィルムと防犯ガラス

防犯フィルムはDIYで施工可能ですが、安価な商品は脆く、あっという間に突破されてしまいます。
最低でも5分程、侵入に時間がかかるような物でないといけません。
またキレイに貼れるかもわからないため新築物件ではDIYしづらいですよね。
プロである業者に頼むと、どうしても高額になってしまいますが効果は抜群といえます。
またゴミの混入も少なく施工できるので、透明度も高くなります。
新築の際は先に施工しておくといいかもしれませんね。
寿命は10年程とのことです。

防犯ガラスはDIYでは無理がありますし、フィルムより倍近く高額になるので導入が難しいかもしれません。
ただし寿命も倍の20年程になるとのこと。
新築であれば、やはり初めからそういったものを選んでおくのが一番ですね。

窓格子、シャッター

釘打ちされた木製格子は意外と防犯性能は高いです。
一番強いのはサッシと一体になったタイプ。
逆にネジで締めただけのタイプは防御力0。
ということは高額になりやすいということ。
シャッターや雨戸も然りですね。
元から設置されていればラッキーです。

しかしこれらは落とし穴があります。
他の経路から侵入されてしまった場合、目隠しになってしまうのです。
一カ所を重点的に強化するのではなく万遍なく対策をするようにしましょう。

ちなみに窓によしずなど取り付けるお宅が多いのですが、止めたほうがいいです。
ガラスが割られても周囲からも気付かれにくく、発見が遅れてしまうことがあるそうです。

それ以外の場所の対策

その他に忘れがちなポイントをご紹介します。

網戸

網戸は無防備です。
締め切ってエアコンが一番安全です。
ただ今回は『安価で効果的な防犯』の話なので(笑)
あくまで窓を開けて網戸にした状態での対策を考えてみました。

まずは網戸ロックを設置しましょう。

網戸をカッターで切られるとアウトですので、振動センサーも取り付けます。
濡れてもいいように防滴タイプを選んでください。

ただし、センサーの厚みや網戸の隙間によっては設置できない可能性もありますので、自己責任でお願いします。。

また別の方法としては、窓の周りに大きめの観葉植物など障害物を置いておく方法もあります。

忍び返し

なにそれ?と思った方もみえると思いますが
塀の上に槍のように設置されたトゲトゲギザギザのあれです。
また塀だけでなく、雨どいに繋がる排水パイプに設置するタイプもあります。
意外にも排水パイプをよじ登って二階の窓から侵入されるケースも増えてきています。
怖いですよね、二階の窓なんて狙われるはずがない…なんて油断しがちですから。
値段も手ごろなので要検討ですね。

ホームセキュリティは?

お高いイメージのセキュリティシステム。
意外とそうでもないかも?
実は私も導入を検討しています…

IPカメラとオプション

いま流行りの最先端ハイテク技術、IoT。
電化製品をネットで繋ぐ、ってやつです。
高そうだと思いますよね?
実はそんなことないんです。
初期投資が高額ではない上に、月額の費用も発生しません。
IPカメラとは簡単に言うとWi-Fiで見るネットカメラです。
オプションで開閉センサー、振動センサー、動的センサーなど無制限に増やすことができ、しかもそれらをスマホ1つで管理、制御ができてしまいます。
あまり知られていないのですが、様々なメーカーから販売されているんですよ!
特にオススメはアメリカ製のMivaTekのホームセキュリティシステム
他のメーカーとの違いは、パソコンに転送できるところです。


このシステムがオススメなのは、工事不要なところ、また用途が防犯に限らないところ。
工事がいらないということは、初期投資も抑えられるということです。
用途に関しては子どもの留守番の見守り、ペットの見守り、ストーカー対策、浮気調査などなど。。
人により使用方法も変化する、色んな可能性に富んだ製品です。
これからさらに認知度は高まると思います。

いわゆるホームセキュリティ

警備会社と契約しておけば間違いないです。
こういった家にわざわざ侵入しようとは思わないでしょう。
ただし安価には済まないかもしれません。
ポイントは設置する際の工事費をどこまで抑えられるかでしょう。
下のサイトから各社の比較ができますので、見積もりを出してもらってみてもいいかもしれませんね。


究極は家に金目のものを置かないことがベストです。
私の家の近所にある大豪邸は、何度対策をしても空き巣に入られます。
もちろんホームセキュリティも完備されているようですが、簡単に突破されているようです。
犯人からすれば多少のリスクを背負っても侵入したい家なのでしょうね。
近所から見てもいい迷惑なのですが…

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